LEGOの世界
こんにちは、よんよんです。
前回の記事の最後で少し予告した通り、今回は僕が幼い頃から慣れ親しんできたレゴブロックについて書いていきたいと思います。
そもそもなぜ僕がレゴブロックの世界に没入していくようになったかというと、2歳の頃に祖父母から誕生日プレゼントとしてレゴブロックの一種であるデュプロブロック(後で詳しく記述します)を貰って、そこからレゴで遊ぶようになったことがキッカケでした。
レゴは幼少児の知能教育のツールとしても使われることが多いので、皆さんの中でもレゴに人生で1度も触れたことがない、それどころかレゴの存在すら知らないといったような人は少ないと思います。
レゴ遊びの初期段階に導入として与えられることが多い「赤いバケツ」「青いバケツ」で遊んだことがある人もそれほど珍しくないでしょう。
しかし、レゴはのちにも書くように比較的高額かつ遊ぶためにはある程度のスペースとまとまった時間を必要とするため、大半の人が「小さい頃にはやったコトあるけどなぁ〜」といった感じで成長しても継続的に遊んでいる人は少ないように感じます。
それでも、レゴはけっして幼少児専用の玩具ではなく大人になっても十分楽しめる、むしろ経済的な意味では大人になった方がより充実したレゴライフを謳歌できる可能性が高いと思います。
そこで、レゴでほとんど遊んだことがない人も、小学生の頃までにやめてしまった〜という人も、少しでもレゴの世界に興味を持って貰えるように前回の若干マニアックな記事よりは少々チュートリアル的な要素を多めにして書いていきたいと思います。
とはいえ、個人的には基本レゴというものは複数人で共同してプレイするモノというよりは、1人で黙々と楽しむというある意味では孤独な作業であるという考えがあるので、誰かとレゴについて語りたい…!というよりは僅かでも「レゴで遊んでみたい」という気持ちが生まれる一助になればというモチベで書きます(笑)
それでは早速下のいくつかの項目に分けて書いていきます。
⑴レゴの歴史
⑵レゴで遊ぶメリット
⑶レゴで遊ぶデメリット
⑷レゴのパーツ
⑸レゴのシリーズ
⑹レゴのいろいろな楽しみ方
⑴レゴの歴史
まず最初にレゴの歴史についてです。
正直に言うと実際に遊ぶ際の知識はそれなりにあるのですが、詳しいレゴの沿革についての知識は少し乏しい部分もあったので多少ググったところもあります。お許しください(笑)
1920年代にデンマークでオーレ・キアク・クリスチャンセンという人物が梯子やアイロン台の模型を作ってそれら木製玩具を販売し始めたのがレゴの前身となりました。
しばらく後デンマーク語で「よく遊べ」を意味する言葉から社名を「LEGO」に変更し現在のようなプラスチック製の玩具を作り始めました。
その後会社は成長し1960年末には社員450人を抱える企業となりました。
そしてついに1962年、販売代理店である朝日通商が日本におけるレゴの販売を開始します。
さらに1969年には先ほど少し触れた「デュプロブロック」の販売が始まりました。デュプロは、幼児が飲み込まないようにレゴよりも大きな部品となっていますが、レゴと結合できる設計になっているため将来的にレゴと一緒に使うことができます。
1978年には、レゴの最も貴重な部品であると言っても差し支えない「ミニフィグ」が初めて登場します。
ご存知かもしれませんがミニフィグとは人間の姿を再現したレゴの人形であり、現在では頭パーツ、顔パーツ、上半身パーツ、下半身パーツを組み合わせることで服装や髪型、顔の表情まで自在に変えることが出来ます。
1999年にはレゴ初のライセンス商品「レゴ・スターウォーズシリーズ」が登場、大きな人気を博します。
その後2000年代前半の経営不振を乗り越え2014年には玩具業界世界一の売り上げを誇るまでになり現在に至ります。
⑵レゴで遊ぶメリット
次にレゴで遊ぶことで期待できる効能、メリットについてです。
正直プレイすることでどう得or損するかという動機よりも、「純粋にやってて楽しいからプレイする」というのが自然かつ望ましいとは思いますし実際に僕もそうなのですが、一応思いつく限りのことを書いていきたいと思います。
まずよく子供の教育玩具として使われることからも分かる通り、遊ぶことで想像力や集中力、空間把握力が身につくと一般的に言われています。
小さい頃から長きにわたって遊んできた僕は立体図形が苦手であり、また根気も全くないので説得力はゼロに等しいのですが(笑)、実際にレゴで遊んだ子供と遊ばなかった子供でそれらの力に差が生まれているというデータも報告されているので、そういったエビデンスから見ても平均的にはある程度の効用が見込めるのではないかと思います。
また基本的に1人でプレイするものであることから「1人遊び」が上手くなるとも言われています。
個人的には、レゴの1番の長所は「捨てない限りいつまでも残る」ところにあると思います。
事実、僕も「あの頃はこのシリーズをあんな感じで遊んだな〜」といったように、実際にどのように遊んだかという記憶とともにいつまでも消えない財産として残っているという実感があります。
旅行やイベントなどといった経験も記憶としては脳内に残りますが、やはり実体として残しておけるのは大きなメリットだと思います。
レゴのコレクションが増えていくたびに必ずその人の宝物となっていくことでしょう。
⑶レゴで遊ぶデメリット
メリットがあれば必ずデメリットも存在するのが世の常ですよね。
ただこの場合はデメリットというよりもレゴ遊びのウィークポイントと言った方が的確でしょうか。
まず、冒頭でも述べたようにレゴはけっしてリーズナブルな玩具とはいえず、無論法外な値段というわけでは全くありませんが、たいして大きくない製品、それほど多くないパーツに対してもそこそこの価格がついています。
この点に関しては個々の金銭感覚にもよるとは思いますが、世間的にもレゴは「比較的高価なオモチャ」といった認識が浸透している気がします。
加えて、これも冒頭で書いた通りレゴをプレイするにはそれなりのスペースが必要になります。
製品を説明書のまま組み立ててその後は飾るだけであればさほど問題はありませんが、色々な作品を展開して拡げるとなればやはり相応の場所とテーブルや台などは不可欠となりますね。
普通の家の自室でプレイするとなると部屋の半分はレゴで埋まってしまうことは覚悟しなければならないかもしれません(笑)
あとは、先ほどメリットの項で書いた「1人遊びが上手くなる」ことについて、コレはある意味では諸刃の剣的要素があり、ずっと部屋にこもってレゴに没頭して他人との交流を疎かにしていると、対人関係が苦手になる等の弊害が出る可能性は否めないでしょう。
ただこの点に関しては、ある程度成熟した皆さんにとっては特に留意する必要はないように感じます。
要するに、遊びにはバランスが重要だということです。
しかしながら、これらの不安要素に関してもレゴで遊んでいくうちに楽しさが分かってくれば、価格の問題にしろスペースの問題にしろ、「少々高くても買う価値は十分あるな」「多少窮屈でもレゴが楽しいからいいや」といった風に納得できるようになると思います。
⑷レゴのパーツ
次にレゴパーツについてです。
レゴには用途によってさまざまなパーツに分かれているのですが、基本的なカテゴリーに分けていくつか紹介していきましょう。
①基本ブロック
この基本ブロックはその名の通りレゴで作品を作る際に最も基本となるパーツです。
レゴ遊びの初期段階ではこのパーツだけで作品を作る場合も多いですね。
ただ基本といえどもある意味低次の部品でありどちらかというと子供向けのもので、大人が使う機会はそれほど多くないかとは思います。
言うなればレゴ遊びの「型」を覚えるためのパーツと言えるかもしれません。
②プレートパーツ
プレートパーツは見てわかるように板状の部品であり、主に建物や乗り物の床などに使い、ヒンジパーツを用いれば箱のフタや壁にも使うことが出来ます。
多くの作品はこのパーツに他のパーツを継ぎ足していって作るため重要な部品といえます。
③タイルパーツ
タイルパーツは表面がツルツルした部品であり、表面で他の部品を滑らせたり、プレートパーツに貼って使うことで他の部品を固定せずに置けたりします。
このパーツも非常に便利であるため使用する機会は多いです。
④パネルパーツ
このパネルパーツは主に壁や窓に使用します。
画像のような6×5のモノ意外にも色々な大きさのパーツがあるので枠のサイズによって自在に調整することが出来ます。
複雑な作品ほど基本ブロックよりこのパーツを壁として使う機会は増えますね。
⑤テクニックパーツ
このパーツはかなり高度な部品であり僕のような素人がコレを利用して作品を作ることは容易ではありません。
大抵は難しい作品を説明書通りに組み立てる、あるいはそれをマネして作る場合に使います。
しかし、このパーツによって作品のレベルと幅が大きく広がるため非常に貴重なパーツといえます。
⑥乗り物パーツ
このパーツは乗り物、主に車を作る時に使うタイヤ、タイヤの足などの部品です。
車を作る時にはもちろん不可欠になりますね。
⑦基礎板
この基礎板は本当にその通りすべての土台となるパーツ(部分)です。
乗り物以外を作る場合にはこの板の上に建物を建てたり、ミニフィグを乗せて場面を再現したりして遊ぶことがほとんどです。
⑧特殊パーツ
他にもコーン、ディッシュ、アーチ、スロープパーツなど基本的なパーツがありますが、それ以外に特別な用途のために存在する特殊パーツがあります。
植物や動物のパーツ、、刀・槍・銃などの武器パーツ、食べ物パーツから階段のパーツまで、本当に多様な種類のパーツが存在します。
これらは希少価値が高く、単体でも高値で取引されていることが多いですね。
このようにレゴにはたくさんの種類のパーツがあり、場面に合わせて使い分けることで好きなように作品を形作っていくことが出来ます。
⑸レゴのシリーズ
続いてレゴの歴代人気シリーズをいくつか紹介していきたいと思います。
①レゴシティシリーズ
このシリーズは色々な施設を作って人々が住む街を再現するというシリーズです。
警察署、消防署、空港、港、駅、レスキュー基地などの施設から護送車や飛行機、電車など付属する乗り物を走らせるのも楽しみの1つです。
僕自身も小学生の頃はこのシリーズを1番よく遊んでいました。
②レゴクリエイターシリーズ
このシリーズはどちらかというと1つの乗り物、マシンを忠実に再現するというコンセプトのシリーズです。
縮尺や細かい部分にリアルさを求めたい人にはオススメのシリーズですね。
③「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ
ここからはライセンス商品です。
有名なディズニー映画でみなさんも知っているであろう「パイレーツ・オブ・カリビアン」とのコラボ商品です。
フライング・ダッチマン号やブラック・パール号などの実際に出てくる海賊船が商品となっています。
海賊船の大砲やマスト、船員の衣装なども忠実に再現されていてこの映画のファンなら是非とも手に入れたいシリーズでしょう。
④「ハリー・ポッター」シリーズ
このシリーズも特に説明は必要ないですね笑
映画「ハリー・ポッター」とのコラボ商品です。
僕は「ハリー・ポッター」は読んだことがなく映画をいくつか見ただけなのですが、魔法学校やホグワーツ城、ホグワーツ特急までも製品化されているのでファンにはたまらないシリーズとなっていますね。
⑤「スターウォーズ」シリーズ
このシリーズは僕のレゴの半分以上を占めるシリーズで、どうしても熱が入ってしまいます(笑)
「スターウォーズ」についてはあまりにも有名なので今さら説明の必要もないと思うのですが、映画に出てくる兵器、基地、人物、場面などが凄くリアルに製品化されています。
これらの作品を使って映画の実際の場面を再現したり、新しく考えた戦いの設定を基に兵器や兵士を配置するのは本当に大きな楽しみがあります。
「スターウォーズ」エピソードⅠ〜Ⅵだけでなく、ⅡとⅢの間のクローン戦争を描いた「クローン・ウォーズ 」のモノも製品化されています。
「スターウォーズ」が大好きな人にはもちろん遊んで欲しいですし、見たことがない人やミリタリーオタクの人もやってみる価値はあると思います。
↑最近発売されたアルティメットコレクターシリーズのミレニアムファルコン号は、レゴ史上最大級のサイズで内部も細かいところまでほぼ完璧に再現されており非常に注目を集めている製品です。
価格も10万を超える高額商品ですがいつか手に入れたいものです(笑)
⑹レゴのいろいろな楽しみ方
レゴには個人の好みによっていろいろな楽しみ方があると思います。
シリーズものの商品をそのまま作って部屋に観賞用として飾っておく、1度は組み立てるもののその後バラして他のものを作る、基礎パーツを大量に買って自分の住む街を再現してみる、あるいはまだ製品化されていない映画に登場するモノを自分で作ってみる、など楽しみ方は無限です。
最近ではレゴ・ブリックストアなどパーツをバラ売りで販売している通販店もいくつかあり、「ここに使いたいこのパーツが足りない…でもいちいち商品を買って入手していたらキリがない…」といった需要にも応えています。
僕個人の好みとしては、やはり買った商品を1回は説明書の通りに作るのですが、そのまま飾っておくなどはせず、大抵は再度分解して自分の好きなモノを作っていますね。
またレゴはインテリアとしての活躍も期待できます。
住宅のモデルルーム等でレゴをインテリアとして飾っている所は多数ありますよね。
実際に僕も小学生の時に、自分では遊ばないのに親が担当するショールームで飾るレゴシティの飛行機を組み立てさせられたコトがありました。(小学生ながらバイト代を貰いましたが笑笑)
やはり玩具としては比較的レベルが高く洗練された品物というイメージもありますので、色々な分野で使われていますね。
また、どんどんコレクションが増えていくと置き場所に困るという問題が出てくるのですが、レゴ専用の部屋、いわゆる「レゴルーム」を作るのは全レゴファンの夢でしょう。
↑海外のコレクターの中には莫大な額を投資してレゴを掻き集める人たちもいます。
彼らをこれほどまでに惹きつける理由はなんと言ってもレゴが楽しいからに他なりません。
ここまでレゴについて熱く語ってきましたが(笑)、僕の伝えたいことは1つ、
「レゴは楽しい」というただそれだけです!
僕自身も正確には計算していないながらもレゴにかなりの額を使ってきました。
幼稚園や小学生の頃は特にお年玉はすべてレゴに消えていた記憶があります(笑)
それでも今となってそれだけ投資してきたことに1ミリの後悔もありません。
皆さんも是非レゴの世界に一歩足を踏み入れて貰えると非常に嬉しいなと思っております。
いつになるかは分かりませんが、次にレゴについての記事を書くときは、僕の持っているミニフィグやレゴ作品を紹介したいと思います。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
追記)「乃木坂どこへ」結構面白かったですね! 早川ちゃん掛橋ちゃん可愛い!